乳がん、子宮がん検診について研修を受けました。

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◆乳がんは自分で見つけることのできるガンです。自己検診で8割発見。
毎月1回生理後に行いましょう。
・入浴時、手のひらで押してみて、消しゴムほどの固さがないか?
・鏡の前で、左右の形の違い、不自然なひきつれ、くぼみをチェック。
(無理にしこりを探すのではなく、この前触った時と同じように触れるか?)

◆早期乳がん発見のきっかけ
・小さなしこり
・乳頭からの分泌物
・乳頭部の治りにくい湿疹
・持続する痛み、張り
1年に1回は検診(マンモグラフィー、超音波検査)を受けましょう。

◆乳がんハイリスクグループ
 ・未婚
 ・出産をしていない
 ・授乳をしていない
 ・初産年齢が30歳以上
 ・初潮年齢が早い(11歳以下)
 ・閉経年齢が遅い(55歳以上)
 ・肥満(肥満指数1.2以上)
 ・ホルモン補充療法を長期間受けている
 ・母または姉妹に乳がんになった人がいる
 ・卵巣がん、子宮内膜がんになったことがある

◆がん予防と食事
1.バランスの取れた栄養をとる(彩り豊かな食卓にして偏食を慎む)
2.毎日変化のある食生活を
3.食べ過ぎを避け、脂肪は控えめに
4.お酒はほどほどに
5.タバコは吸わないように
6.食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
7.塩辛い物は少なめに、あまり熱いものはさましてから
8.焦げた部分は避ける
9.かびのはえたものに注意
10.日光に当たりすぎない
11.適度にスポーツをする
12.体を清潔に         (抜粋 国立ガンセンター がん予防12か条)

◆アミノインデックスがんリスクスクリーニングについて
・人の体を構成しているたんぱく質は20種類のアミノ酸から作られています。
・アミノ酸の濃度は病気になると変化することがわかっています。
・血液中のアミノ酸濃度を測定し、がんであるリスクを評価するアミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)検査可能となりました。
・胃がん、肺がん、大腸がん、前立せんがん(男性のみ)乳がん、子宮がん、卵巣がん(女性のみ)を対象としたリスクについて評価することができます。
・胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん→25から90歳
・前立せんがん→40から90歳
・子宮がん、卵巣がん→20から80歳
・血液を5mlほど採血して検査を行います。1回の採血で男性AICS4種類女性5または2種類のがんのリスクについて検査を行います。
・検査前8時間以内に水以外は摂らないで、午前中に採血してください。
・妊娠授乳中、がん患者、先天性代謝異常の方、透析患者の方は検査を受けられません。