今年度の研修会は、薬剤師 事務 同日で行ないました。
午前中の講義は、学術的な内容とは離れ、社会福祉法人AJU自立の家で障害者ヘルパーをされている先生を招き『手話』の講義を受けました。実際に調剤薬局へは聴覚障害をもった患者さまも来局されます。その時の服薬指導で少しでも薬の理解や薬の正確な飲み方などをわかっていただき、安心して薬を受け取っていただきたいという想いから設定いたしました。
聴覚障害の方の中でも手話を使われる方は、1割程度とのこと、手話でも方言があることや表現方法が違うことに驚きました。また、聴覚障害の方は口の動きをみて言語を判断するので、医療従事者の方は必ずマスクを外して欲しい、という指導も受けました。そして、指文字といって50音を指でどう表すかを教えていただきました。 また、自分の名前を指文字と手話を利用し、自己紹介ができるまで練習をしました。 『私は薬剤師の○○です、今日はどうされましたか?』『お大事にしてください』 詳しい説明等は筆談やゼスチャーになりますが、最低限の挨拶はしていきたいと感じました。
みゆきファーマシーのスタッフはマスクを外し、挨拶程度の手話を準備してご対応いたしますww
午後の部は、薬剤師は「五感で感じる在宅訪問」というテーマで、在宅訪問指導のロープレイングを研修しました。医療事務はこれからの薬局はどうあるべきか、患者さまに喜ばれたこと、今後どのようなサービスが必要かを、異なる店舗間のスタッフでグループに分かれディスカッションしました。いつもと違うスタッフと話すことで情報を共有でき、非常に有意義な研修となりました。
今年の納涼会はスケジュールの関係もあり、研修会の後の飲み会となりました。格好は”浴衣”ではありませんが、バーベキュー形式のレストランで行ないました。2名の新しい社員と、数名の実習生も交え、いろいろな話ができ、楽しかったです。
…そろそろ梅雨も明け、暑い日が続きます。皆様お体に気をつけてお過ごし下さい。